いじめっ子と直接対決をしてきました。(いじめ体験談) -
ちくわ磯辺揚げ
2021/12/07(Tue) 21:13:35
「いじめによる**処分や停学処分について」的な投稿を秋頃に投稿し(ご時間があれば見ていただけるとありがたいです)、本当にたくさんの励ましやアドバイスを含めたコメントをいただきました。改めて、投稿を読んでくださった方、コメントをしてくださった方々、本当にありがとうございました。
解決することはありませんが、今いじめられている方、いじめを目撃しているが発言する勇気がない方、その他多くの人にこの投稿を読んでいただき、少しでも皆様の心に響けばなと思い投稿させていただきます。
私は上記の投稿に詳細を書いた通り、高校3年間、1年生の頃に同じクラスになったいじめの中心核(Aさんとします)とその取り巻きにいじめられてきました。
大きくいじめを明るみに出したのは3年生ですが、1、2年の時もそれぞれ1回ずつ証人を複数連れて先生に相談をしていました。しかし毎回、『確実な証拠を大量に集めてから明るみにしたい』という理由で親にいじめがあったことは伝えないでほしいと先生に頼み、先生達は私の言う通り3年生でいじめを明るみにするまで黙ってくれていました。当時の私は着実に証拠を集め、最終的に相手に大きな爆弾を落としてやろうとばかり考えていたのです。
そして、3年生になっても友達が証言をしてくれて1、2、3年生分の証拠を抱えて今回訴えました。
3年分というのもあり、証言は積りに積り、Aを訴えそして全て認めさせることができました。
その後親にも初めて連絡が行き、Aの親とも予定をすり合わせ、反省文を書かせお互いの家族同士と先生達で今日話し合いをしてきました。
今回反省文を書いてもらい、事前に読んだ状態で話し合いに挑んだのですが反省文については八割くらいAが言い訳をする内容でした。覚悟はしていたのですが、私が思ってるいじめが始まった時期とAが書いたいじめを始めた時期が食い違っていたと同時に、いじめの動機として『急に避けられ始めその苛立ちにまかせて言うようになった』『その後もさらに避けられてどんどん怒りが積もった』などとあたかも私がいじめていたかのような内容が並んでいました。(私は以前の投稿で話した通り、視界に入る度に睨まれたり悪口を言われるのでなるべく顔を合わせないようにするのが最善だと思い距離を取っていただけです)
そして、「これからは今回の件を忘れず、自分の言動に責任を持って行動したいと思います。」とだけ書いてあって、具体的にこれからどうやって反省していくのか、Aが言う責任とは何かがが全く書かれていませんでした。
話し合いでは上記のような反省文の不十分を指摘したのですが相手はずっと『自覚がありませんでした』『そんなつもりはありませんでした』『申し訳ないですが覚えていません』という言葉を羅列するばかりでした。
私はそのような相手の態度を見る度に怒りが募り、先生の前にも関わらず半ば怒鳴ってしまいました。
「3年間見てきたがとても同い年とは思えない。全てが浅はかで無責任だ。責任を取ると反省文で言っていましたがどんなことなのか分かっているのですか?私は今回あなたの反省文を読んで『責任を取る』とはどんなことなのか考えてみました。それは要約すると『2人分の人生を負う』ことだと思います。私が今回のいじめで不登校になったり、社会に出られなくなった場合そんなに責任を取ると言うならあなたはどうするつもりでしたか?学校に行けなくなった私の分まで授業を受け、自分の勉強とはまた別に勉強し、先生のように私に不十分なく勉強を教えることはできますか?人前に出られなくなった場合私の代わりに買い物へ行き、届けられますか?病気になった場合跡形もなく病気を治し、社会に復帰させることはできますか?私なら絶対に無理です。今回のように未成年だからと親を巻き込んだとしても、例え刑務所に放り込まれたとしても決して責任は負ったことにはなりません。それぐらい一生ものなんですよ?幸い自分には相談に乗ってくれた友達や証言してくれた人達、先生方や親のおかげであなたに屈することなく3年間学校に行くことが出来ました。でもそ**ゃなくなったらどうするつもりでしたか?
あなたは18年間何を学んできたんですか?『人を傷つけちゃいけない』『傷つけるようなことは言っちゃいけない』、幼稚園、小学校、中学校、そして高校、必ず今まで何回も言われてるはずですよね?教えられなかったわけではないですよね?こんなこと小学生でも理解する子はたくさんいます。反省文には『相手の気持ちが分からなかった』『そこまで考えが至らなかった』などとありましたが、『分からない』や『至らない』は考える努力をした人が最終的に仕方なく口にしていい言葉です。あなたのような最初から何も考えようともしていない人が使っていい言葉ではない。あなたがこの先どうなろうと私は正直どうでもいいです。でも少しは成長したらどうですか?」と。
怒りのまま話し、周りから引かれていないか心配になって周りを見ると、親と3年間ずっと相談に乗ってくれていた学年主任の先生が涙を流していました。
その後両親も「先程のこの子の言葉は初めて聞きましたが、本当に自慢の娘です。誇りに思います。だからこそAさんの行為は決して許すことはできません。」と泣きながら相手に訴えかけていました。
しかし、それと同時に学校側にも「いくら娘が黙ってくれって言っていたとしても私達に話してくれていたらもっと早く解決できただろうし、こんな長く辛い思いをしなかったと思います。」と訴えていて、自分が言わないでほしいと言ったせいで先生達が責められているのを見て本当に胸が痛みました。
しばらくして話し合いが終わり、先程泣いていた学年主任の先生が両親に対して「この度は本当にすみませんでした。私達が工夫してでも伝えていればこんなことになりませんでした。本当にすみませんでした。」と、また泣きながら何度も何度も頭を下げて謝っていました。
私は罪悪感が頂点に達し、話し合いの後先生方を集め謝罪と感謝の気持ちを伝えました。それでも尚、学年主任の先生は頭を下げ続けていました。
今回はっきり言って、相手を反省させることはできませんでしたが、3年間言いたかったことを言えて本当にスッキリしました。
先程も言った通り、私は友達や証言をしてくれた人、先生方や両親がいなければ相手の悪事を明るみに出し認めさせることはきっとできませんでした。私がどれだけ証言してくれた人を守っても自分の身のリスクはゼロにはならないのに私のために証言してくれた人達には本当に感謝しています。
そして、この投稿を読んでいる人の中で親や先生に相談していない人がいるのなら是非相談してほしいです。私は今回自分の考えだけで親には相談せず、親には本当に迷惑をかけ心配させたと思います。(実際にすごく怒られました)そして先生達にも今回私が親に黙っていてくれと言ったばかりにいらない迷惑や苦労をかけてしまいました。
本当に長文で申し訳ないのですが読んでぜひコメントしていただけると本当に嬉しいです。
いじめられようとも必ず味方がいるはずです。いじめられようともあなたはいじめっ子よりずっと強く優しいはずです。
どうか絶望せず勇気を振り絞って立ち向かってみてください。私はずっと、いじめと戦う人全員を応援しています。