今日、この本に出会えてよかったと思います。

2年前に初めてその本を手に取ってから作者さんの大ファンになりました。

書いているのは外国の方なんですが、読書嫌いな私にもとても楽しく感じられ、続編はないのかとずっと期待していました。

今日、図書館に言ったとき、ふと目に入ったんです。

2年前に初めて本を読むことの楽しさを教えてくれたその本の横に、続編として出版された本があったんです。

迷いもせずその本を借りました。

今、一章読んだところなんですが、なんか昔の自分といろいろ重なって、今の自分とも重なりところがあって…。

なんか、すみません。

ついつい熱く語ってしまいました。

本題に入ります。

最初の本に出てきた主人公は、顔が普通じゃない男の子なんです。
最初はある3人の友達から仲良くされて、こんな自分と仲良くしてくれる友達がいることに嬉しさを感じていたのに、その3人から裏切られていることを主人公は知ったんです。
その3人の中でも、ある1人の男の子（Ｊとします）は、主人公の顔が**だからとすごく嫌っていました。
嫌いというよりも、気にくわない存在でした。
その主人公といると周りから変な目で見られるから、その主人公と仲良くすることをやめたのに、これまで自分と仲よかった親友（Wとします）が主人公とすごく仲良くなって、その主人公に親友をとられた気がしてさらにJは主人公が嫌いになります。
それで、主人公を菌扱いして集団でいじめたりとJを主犯とするいじめが始まります。

最初の本ではそう書かれてありました。

その本を2年前に読み、Jは人を見た目で判断してすごい卑怯で最悪な人だってずっと思ってました。
だから、2年経った今もJは本の中でしか存在しないはずなのにすごい嫌いだったんです。

たった今読んだ2冊目の1章目には、こんな驚くことが書かれてありました。

実は、主人公が嫌いないじめっ子Jは、心の病気みたいなことを幼い頃から患っていて、よく悪夢を見てはうなされていたそうです。
成長してからはもうそんなこともなくなってぐっすりと眠れる日がつづいていたのに、主人公と出会って変わりました。
噂には聞いていたけど見た瞬間叫んで逃げ出したくなるような顔の主人公に、戸惑いました。
その主人公とは仲良くしようとするのに、その日から昔のように悪夢が始まるんです。
その悪夢には顔が**な主人公が出てきて、Jは幼い頃のように毎晩うなされます。
だから、意識してなくても、主人公を嫌いになったんです。
Jの性格からか、最初は主人公に悪気はなく、少しからかったことからいじめが始まります。
Jはすごく人気者でなにか言葉を発するとクラスみんなが笑ってくれるような人ですごく慕われていました。
だからみんなを笑わせるために顔が**な主人公のことをからかったことから、周りも主人公を嫌いになっていじめが始まります。
そのいじめをJはいつまで経っても面白いジョーク、おふざけだと思っていじめをやめる気配はありません。

やがていじめはエス**トし、Jは主人公のロッカーの中に
「**。」「**児。」
などと言ったひどい言葉を書いた紙を入れてしまいます。それを見て傷ついた主人公は
「J、とってもステキ！Sにはフラれたけど…。」
みたいなJの好きだったSにフラれたことを強調するかのような嫌味ったらしい手紙をJに送ります。
そのやりとりを知った校長先生がJと家族を校長室に呼び出してお説教です。
Jは、みんな自分の冗談を真剣に受け取りすぎ、やったことは同じと思い、反省してませんでした。
それでもJは1人2週間の停学処分を受けます。
その話に納得しないJの親が無理矢理Jをその学校から転校させる手続きをとります。
Jはそのことを忘れたくてフランスにあるおばあちゃんの家に行きます。
おばあちゃんに全て本当のことを話すと、おばあちゃんの昔あった辛い話を聞かされます。
その話を聞いてJは主人公にすごい悪いことをしたと反省し、声を出して泣き叫びます。
初めて反省したんです。

このとき初めてJを少し好きになれました。
主人公の顔が気**いからという理由で主人公を嫌いになったと、2年間ずっと誤解してきたけど、実は違ったんです。

その後、泣き続けるJにおばあちゃんはこう言います。
「J、誰でも過ちをおかすんだよ。J、お前はまだ若い。そして、自分がしでかしたことは正しくなかったと知っている。おまえは、正しいことをできない子というわけじゃない。まちがった行いを選んでしまっただけなんだ。あやまちをおかしたっていうのは、そういう意味だよ。（中略）あやまちから学ぶ。そして、よりよい自分になるんだ。（中略）おまえもあやまちから学ぶんだよ。ほかの人にはぜったい同じことをしないと、自分自身と約束しないといけない。たった一度のあやまちで自分を決めつけるんじゃない。ただ、次はもっとよい行いをしなくてはいけない。」

このおばあちゃんの言葉が刺さりました。

確かに人間は誰でもあやまちをおかす。
そのあやまちから学んで、次はもっとよい行いをしなくては意味がない。

そのとおりです。

でも、あやまちに気づいた人間は、それまでに同じ人間に対してすごいひどい行為をとっていたとしても、そのあやまちを意味あったものとして前へ進んでいくんでしょうか。

いじめられていた側は、その子の前へ進もうとする姿を見て応援するんでしょうか。

ここからリアルの話です。

私は、最初書いたように、いじめによりたくさんのものを失いました。
でも、私の転校した友達のほうが辛いと思うんです。
家族はなればなれになって、新しい生活が始まる代わりに、その友達は優しいからいつも取り残された私を心配していたと思うんです。

それにいじめを行っていた人は、何回も反省するとかいいながら同じことを繰り返していたからもう許さないって私は親友が転校する前に誓ったんです。
これからその人がどんなに反省してどんなに善人になったとしてももう取り返しはつかないし心に負った傷も治らない。
こんなにひどいことしといて、本気で反省したら優しくいいいよって許してもらえるって不公平というか…。
いじめっ子のためにも、私のためにも。

何があろうともう許せないって思ったんです。

文章ゴタゴタですみません。

私はこの話をどう受け取ればいいのでしょうか。

まだ1章しか読んでないから最後まぜ読んだら考えるヒントめ見つかると思うんですが。

まず、みなさんの意見を聞かせてください。

私をいじめた人をもう許せないってずっと思ってました。いぎめが終わって今年で2年目です。いじめは4年間続き、最後の1年間は親友が転校したためずっと1人で悩んでました。
自分のしたあやまちを反省してポジティブに進むこと自体は悪くないです。
もし自分がいじめっ子の立場でもそうすると思います。
ただ、自分が今、いじめられてもう許せないと誓った立場からすると、何かひっかかるんです。
上手く言えないんですけど、もやもやします。
深い傷を負ったのに。
おばあちゃんのいうことが正論だとしたら、私もいじめっ子を許さないといけない気がして…。

あくまでも私の個人の意見を結論から言います。
あなたが許したくなるまで、許さなくていいと思います。
イジメっ子が、本当に反省して後悔しているとわかったとしても、サワさんが、友人が失った時間、心の傷がなくなる訳ではありません。
相手も、本当に反省したのだとしたら、決して生涯ゆるしてもらえないだろうと覚悟するはず。
もし、反省して謝ったのに、なぜ許してくれないのか？
と逆ギレするようなら、まだまだ反省が足りないのです。

許すか許さないは、どちらが正しいということではありません。
あなたが許したいと思うかどうかが全てです。
逆にいじめっ子が被害者に許してほしいと思うなら、
謝罪だけでは足りないと思います。
私がイジメっ子の友人であれば、どれだけ謝っても
許してもらえないと伝えた上で、本当に反省しているなら
もっとすべきことがあると助言します。
イジメ撲滅のためのボランティアを生涯続けなさいと助言しますね。そこまでしたら、もしかしたら、イジメ被害者も認めてくれるかもねと助言します。
逆に言うと、その位しないと許すことができないのが普通だと思って下さい。

イジメっ子を許せないことで、自分を責めないで。
イジメとはその位にくむべきもの。
でも、その子のことばかり考えると、
あなたの心が憎悪に満たされて笑顔が少なくなるよ。
イジメっ子を憎むことより、イジメそのものを憎み、なくすように動いたら、そこにはサワさんへの「ありがとう」が返ってくると思う。

決して、イジメっ子をやっつけることを考えないでね。
それだと憎むべき相手と同じ人種になってしまう。
もちろん、自分や誰かを助けるために、
やり返すのは正当防衛ですけどね。

石頭おやじさん、
ありがとうございます。

いじめっ子Jは本気で反省し、主人公に謝りました。
手紙を受け取った主人公はJの家に行きますが、Jはまだフランスにいるため家にはいませんでした。
主人公が残した留守電メッセージには、明るい感じで許すとははっきりとは言ってないんですけど、Jを責めている感じもいじめによりすごく苦しんだって強調するような感じもしませんでした。
普通に友達に話しかけるような感じだったんです。

すごいなと思いました。
残念ですが、私にはそんなことできません。
表面上仲良くできることもできないと思うんです。
もちろん、仕返しをしたいということは考えておらず、ただ仲良くすることに少し抵抗を感じます。

そうですね。
いじめっ子がもし本気で反省しても、許す許さないを決める権利は私にありますね。
いぎめっ子も本気で反省しているのなら、許してもらえなかったとき、その理由も分かると思います。

中学生になった今、いじめっ子とは違うクラスだし違う部活だから全然関わってません。
ただ一度、いじめっ子に渡さないといけないものがあったとき、できるだけ笑顔を作って渡したんです。
まだいじめに怯えてる、恨んでるって誤解されたくないので。
もう2年経った今、いじめっ子を恨むようなことも、いじめっ子の顔を見てムカムカすることもありません。
しかし、やっぱり思い出すと怖くなるんです。
いじめられてからというもの、私は人を簡単に信じなくなりました。
それが先生だとしても。

私は、いじめっ子がどんなに反省したとしても、許したくなるまで許さない。（まあ、いじめっ子はまだ反省している様子はないんです）
もし本気で謝られたら、いじめっ子の気持ちは認めてみる。
そして、いじめっ子を恨むのではなく、いじめそのものを恨む。

これでいいですかね。
いじめっ子を許せない1番の理由は転校した友達だったんです。
私なんかより、友達が辛い状況でした。
だから、その友達を思って、あとは、ここで許したらまた繰り返すことが目に見えてたから許しませんでした。
実際にもう何回も謝られて許してきたのに同じことが繰り返しつづいてるんです。
謝れば許されるって考えてのいじめっ子のためにも、小学校を卒業するときに謝られても許さなかったんです。

それでいいと思います。
あんまり自分を責めないでね。
嫌いな人がいるのは誰でもです。
嫌いだからと言って、不当にいじめるのがいけない行為。

サワさんは大丈夫　(^'^)

ありがとうございます。
なんかスッキリしました。
やっぱりこの本に出会えてよかったです。

もう１つ相談していいですか？

小学校の頃、私はいじめられていました。
知っての通り、そのいじめはやっぱり許せません。いじめっ子が本気で謝ってきても。
それとは別にもう１つ悩みがあります。
いじめがあったと言っても、小学校の頃はほぼみんなが仲良しで、人数が少ないってのもあるんですが、男女の壁がなくて休憩時間はみんなでドッヂボールをしたりサッカーしたりして遊んでたんです。
他学年とも遊ぶ日も多かったです。
最近、卒業アルバムを見て思ったんです。
もうこの頃には戻れないのかと。
いじめは確かにあったけど、みんな明るくて優しく友達思いないい人ばかりでした。
みんな、ど田舎でのびのび成長したからか、おおらかで細かいことは気にしない人が多かったんです。
着替えも見られても気にしないし、トイレ行くのに仲良い男子を誘ったときもあるし、とにかく1人になるタイミングがないし、授業も真面目に受けてたけど笑いが絶えなくて毎日がおもしろかったです。
いじめをのぞいて。
私がー親友が転校してもやっていけたのは、こういう環境だったからだと思います。
中学校に上がる前まで、これくらい男女仲がいいのは当たり前、これからもずっとこの関係は続いてくって思ってました。
中学校に上がり、他校出身者の人とも触れ合うようになりました。
私の小学校出身の人は性格がいい人ばかりなのでほとんどの人がみんなの人気者的存在です。
だから、自然とみんなで会う機会もなくなり、クラスも6年間ずっと同じだったのに急にふたつに分かれてさらに顔を合わす機会もなくなりました。
1年生の最初は休憩のたびに廊下で集まってワイワイしてました。
それを他校出身者の人から仲がよすぎてきもちわるいだの恥ずかしくないのかなどと言われて、ひやかされるためもうそんなことをしなくなったんです。
今は顔を合わすと一言二言話したりするんですが、必ずではありません。
登校するときにあっても、昔なら絶対みんなで並んで固まって歩いて行ってたはずなのにそんなこそありません。
なんか、悔しいというよりも、もうあの頃のような関係に戻れないのかと思うと涙が出ます。
毎日**やって、笑って泣いて怒られて喧嘩して。
当たり前の毎日が、今だと素晴らしい毎日だったんだなって失って気づきました。
見えない絆で結ばれてるっていうけど、昔のようにみんなで笑い合いたいんです。

サワさん、ないものねだりですよ。
中学に入って、世界が広くなっただけです。
これから高校、大学、社会と、どんどん広がっていく未来に向かって、知り合う人がふえたら、関係性も変わります。
小学校と同じ１学級で小中校一貫で、ずっと同じメンバーだったら・・・
サワさんはどうか分らないけど、多分、他の子はみんな嫌になって外に飛び出したくなります。

多分、サワさんは、世界は広がるのはウェルカムだけど、だからって幼馴染との関係性が変わることないじゃん！って思ってると思うけど。
人間関係は変わっていくのが普通と思って下さい。
着替えも一緒、男女でトイレも一緒では、初恋も出来ないよ。
今までなんでもなかったことが恥しくなる・・・
思春期です。成長している証です。
でも絆がなくなった訳ではないですからね。
社会に出て、都会で働く人も出るかな。
地元に残る人も出るでしょう。
でも、その頃になると昔の絆が懐かしい思い出としてよみがえってきます。
サワさんは、今のまま、思い出にするのを拒んでる感じがします。成長するのを戸惑っている感じ。
今は、もっと広い世界の、新しい刺激に目を向ける時です。
帰る場所はなくなりません。
幼馴染も、思い出という共通点で、生涯結ばれています。
帰る場所はあるのだから、今はもっと遠くへ
もっと広い場所へ、たくさんの人と出会って下さい。

わざわざいじめするような人のことを思い出さない方がいいと思います。笑顔が絶えない人には幸せが運ばれてきてくれるみたいです。笑顔になって下さいね。趣味や生きがいはたくさんあった方が転ばぬ先の杖になってくれるみたいです。たくさん見つけて楽しく過ごして下さいね

石頭おやじさん、モンキーDルフィさん
ありがとうございます。
もう過去にこだわりすぎるのもネガティヴになゆのもやめようと思います。

1年後10年後どうなっていたいか考えてみるといいみたいです。人間関係は人の嫌な所は見ない見ざる人の悪口は聞かない聞かざる人の悪口は言わない言わざるがいいみたいです