私は中学時代、いじめを受けてきました。
毎日のように暴言を吐かれたり、根も葉もない噂を言われたり、物を壊されたり。
母親は鬱病で、迷惑をかけてはいけないと中学の3年間ずっと我慢し続けました。
高校生になった今、どうしてもっと助けを求めていなかったんだろうと後悔しています。助けを求めてたら、トラウマになって苦しむことはなくなっていたのになぁと思っています。


高校生になって、周囲は変わりました。
自分と似たような性格の子たちがたくさんいて、本当に楽しいです。
先生方も優しく接してくださり、そのうちの1人の先生には中学時代のことを言えるようになりました。
私が相談している先生は福祉のことも勉強されていて、同級生からも相談相手として人気の先生です。
私の友達何人かも、過去にいじめを受けていたことがあるみたいで、何度も相談していました。
なので、いじめの辛さを少しでもその子たちと分かり合えたらなぁと私は思っていました。
ある日、その友達数人が相談から帰ってきました。先生とこんな話をした！と聞いているとき、私は「次に相談に行く時は一緒に行っていいかな？」と口にしました。
すると友達は少し嫌そうな顔をして、「神代は私たちと違って、何もつらいことなかったでしょ？」「私はほら、中学時代いじめられてたから…」と私に言いました。

その子たちに私が中学時代いじめを受けていたことを言っていない私も悪いのですが、自分たちとあなたは違う、と線引きされてしまったことに対して、なんだかもやもやします。
辛いことを話し合うといったことは、その子たちにとって嫌なことなのでしょうか？