「人の尊厳」とは、その言葉のとおり“尊厳“...
「尊ぶべきもの」です。
普通に世の中で、社会で生きてみえる方々も、なにがしかの罪を犯し「犯罪者」の烙印を押され生きてみえる方々にも同じく皆に有るものです。
むしろ、その尊ぶべき尊厳を軽視して、ないがしろにする行為だから「犯罪」なのです。
「～だから...」と勝手な理由をつけて人を軽んじて「いじめ」れば、それは犯罪です。
「～を、いじめた人間だから、じゃあ今度は(いじめた人を)いじめよう」と「いじめ」るのも「犯罪」です。···ですから、誰にも誰かをいじめたり、誰か特定の人に悪いことをしても良いと正当化などできません。そういうことを「してはいけません」と言う権利なら誰にでもありますが、「犯罪」を良いと正当化したり、黙認しても良いという権利も特権も誰にもありません。悪いことを悪いことだと分かっているのなら、悪いことを行う勇気ではなく、悪いことを止める勇気を持つべきです。

いじめをしている人へ
あなたが、自分が「最低なことをしている最低な人間だ」と開き直るのなら、あなたは「そのとおりの最低な人間」なのです。(自分で認めてしまっています。)ですから、そのような人に他の人のことをさげすんで悪く言ったり、いじめたりする権利など当然ないのです。
他人のことをどうにかしようとする前に、自分のことをより良くしなさい。まともに人間が生きるためには、他人のことをとやかく言うことよりも、自分をよく反省することです。それが当然に出来ることです。